たま「東京フルーツ」 「3たま」(3人体制になってからのたまを便宜上こう呼びます)を知らない人のための入門アルバム、とメンバーも言ってるという「東京フルーツ」。 例によって全曲の感想いきます! (C)=知久さん、(I)=石川さん、(T)=滝本さん です。 1.(C)安心…… ♪ぼくの未来は火葬場の灰 大きな生ゴミ 海の漂流物 君の未来はおんな… トラックバック:0 コメント:0 2021年01月21日 続きを読むread more
たま「いなくていい人」 というわけで、実に28年ぶりに買ったたまのアルバムなのである。 「いなくていい人」。 以下、(C)知久さん、(I)石川さん、(T)滝本さん の曲です。 (たまをよく知らない方に説明すると、たまは曲の作者がヴォーカルも取るというスタイルのバンドなので、どの曲を誰が作ったかというのはすごく重要な情報なのです) 1.(C)… トラックバック:0 コメント:0 2021年01月04日 続きを読むread more
たま「いなくていい人」……について書く前に、懺悔です。 はじめに、断っておかなければならないことがある。 たまのCDを買うのは、実に28年ぶりなのである。 1992年リリースの4枚目のアルバム「犬の約束」を買ったのを最後に、たまを聴くのを意図的にやめてしまったのだ。 理由は自分でもよくわからない。 93年になり、大学に入学。外大だったので、まわりは洋楽聴いて洋画を見て、みた… トラックバック:0 コメント:0 2020年12月21日 続きを読むread more
サニーデイ・サービス「青春狂走曲」 この本の存在すら、申し訳ないことに全然知らなかった。それくらい、音楽から、サニーデイ・サービスから離れた日常を送っていたことになる。 そう、あの知らせを目にするまでは。 アーティスト本というものは数多く存在するけれども、ここまでほとんどインタビューのみで構成された本もそうそうないかもしれない。 サニーデイ・サービスをず… トラックバック:0 コメント:0 2020年10月22日 続きを読むread more
私と音楽―CDウォークマン編― 大学は外国語大学だったので、必然的に「洋楽が好きで英語が好きになった」「洋画が好きで英語が好きになった」というような学生が周りにいっぱいいて、私も洋画をいろいろ見てみたり、友人が貸してくれたクイーンのアルバムを聴いてみたりしたけれど……… ごめんなさい。 今の今に至るまで、なぜか洋楽が好きになれないのである。 … トラックバック:0 コメント:0 2019年11月14日 続きを読むread more
私と音楽―カセットウォークマン編― 父というのはかなり慎重な人で、家電を買うとなるとあらゆるメーカーのパンフレットを入手し、何度も店に足を運んで決めるタイプの人であった。 安かったからとか見た目がきれいだからというだけの理由でポンと買ってしまって後悔するというタイプの人ではない。 そんなわけで我が家にやってきた初めてのシステムコンポは、ONKYO Rad… トラックバック:0 コメント:0 2019年11月07日 続きを読むread more
私と音楽―カセット編― はじめて自分専用の音楽機器を買ってもらったのは小学5年生の冬、「SANYO おしゃれなテレコ WU4」というラジカセだった。 ダビング、それも高速ダビングができるのが画期的だったラジカセ、CMもよく流れていたので覚えている人も多いだろう。 真っ赤な色もうれしくて、表面を拭くなんとかポリッシュというのを買ってせっせと磨いてい… トラックバック:0 コメント:0 2019年10月31日 続きを読むread more
私と音楽―レコード編― もし日本の電力が30%カットされると、1980年くらいの水準に戻ることになるのだとどこかで聞いた。 つまりパソコンなし、コンビニもそんなになし、ビデオなし、音楽聴くならごっついステレオまたはダビングできないラジカセ、頑張ってもウォークマンどまり……。 だった頃の電力しかないということ。 私が音楽を聴き始めたのはまさにそ… トラックバック:0 コメント:0 2019年10月24日 続きを読むread more
「ムジカ・ピッコリーノ メロトロン号の仲間たち」 うちの子が第1期からずっと見続けている大好きな子どもむけ音楽番組(Eテレ)、「ムジカピッコリーノ」の、第3期の音源を収録したアルバムが、ついに出ましたよ! ……といっても、盛り上がっている母をよそに、肝心の子どもはちょっとテンション低め。 第3期からキャストががらりと一新し、正直、ちょっと番組としての面白さはダウンしたかな(ス… トラックバック:0 コメント:0 2015年11月29日 続きを読むread more
新生KIRINJI、ついに音源発表! 兄弟デュオから6人バンド編成へと衝撃の大変身を遂げてから、一年ほどたったのだろうか。 兄こと堀込高樹氏が率いる新生KIRINJIの音源がついに、私たちにも届けられた。 「進水式」。 まさに門出にふさわしいタイトルではある。 某所では何やら、全員横一列に並んで歌うのがミュージカルみたいで嫌だとか、あまり評判がよろしくないよう… トラックバック:0 コメント:0 2014年07月13日 続きを読むread more
カーネーショントリビュートアルバム「なんできみはぼくよりぼくのことくわしいの?」 カーネーションのトリビュートアルバムが出たらなあ……という願望は、カーネーションファンをやってる人なら「いつか富士山にのぼりたいなあ」とか「いつか神戸マラソンに出たいなあ」とか、そういう、叶うかどうかわからないけれど叶ってほしい夢として心のどこかにあったと思う。 カーネーション結成30周年記念イヤーの一環としてとはいえ、まさか、本… トラックバック:0 コメント:0 2013年12月19日 続きを読むread more
キリンジ、いやKIRINJI、6人編成で再始動! というわけで、いやー驚いたなんてもんじゃないでしょう。 堀込泰行氏の脱退のショックも冷めやらぬこの7月18日、ついに、注目されていた今後のKIRINJIの体制が発表された。 http://news.biglobe.ne.jp/entertainment/0718/ori_130718_4752517675.html なんじ… トラックバック:0 コメント:0 2013年07月22日 続きを読むread more
カーネーション「WACKY PACKAGES Deluxe Edition」 '94年にリリースされたカーネーション初のライブアルバム「WACKY PACKAGES」に、コロムビア時代の未発表ライブ音源をプラスした2枚組大傑作ライブアルバムである。 もちろんもともとの「WACKY PACKAGES」も買っている私だけど、カーネーションのライブ音源は入手できる限り入手する主義なので、これも無視するわけにはいか… トラックバック:0 コメント:0 2013年06月27日 続きを読むread more
カーネーション初期の3作品が「EARLY YEARS BOX」として再発売! 1996年。 カーネーションにはまりまくった私は、過去の作品の大人買いを試みた。 徳間ジャパン時代のアルバムのジャケ(特に「天国と地獄」)に引きまくりつつ、メトロトロン時代の作品にも手を伸ばし、とにかく毎日がカーネーション三昧だった。 メトロトロン時代の3作品は、プラケースに入っているのでも紙のケースに入っているのでもなく、… トラックバック:0 コメント:0 2013年06月17日 続きを読むread more
GRANDFATHERS「BBB」が、ライブDVDつきデラックスエディションで再発! GRANDFATHERS(以下GF's)とは…… 青山陽一、西村哲也、大田譲(現カーネーション)などによる、なんというか実に味わい深いロックバンド。 メトロトロンより2枚のアルバムをリリースして「大往生」してしまったが、1999年に一度だけの再結成ライブを。 その後も時々ライブを行っていたが、昨年10月、実に21年ぶりと… トラックバック:0 コメント:0 2013年05月12日 続きを読むread more
GRANDFATHERS「Western Charnande」デラックス・エディション! GRANDFATHERS(以下、GF's)のまさかの21年ぶりサードアルバムの余韻も冷めやらぬまま(本当に本当に名盤でした!)、なんとまたしてもサプライズ。 ファーストアルバム「Western Charnande」が、なんとボーナストラックつき、ライブDVDつきデラックス・エディションで再発というではありませんか! さっそくA… トラックバック:0 コメント:0 2013年03月12日 続きを読むread more
キリンジ「SUPER VIEW」 というわけで、衝撃の泰行氏脱退発表から半月が経過した昨年11月7日、キリンジのニューアルバムが届けられた。 なんでこのタイミングで……? たまたまなんだろうけれど、どの曲を聴いても、どうしてもそのことが頭にちらついてしまう。 タイトルは「SUPER VIEW」。 キリンジの二人が到達した音楽の山頂からの眺め……ということのよ… トラックバック:0 コメント:0 2013年01月16日 続きを読むread more
GRANDFATHERS「GRANDFATHERS」 1999年5月のゴールデンウィーク明け、渋谷クラブクアトロにて、GRANDFATHERSの再結成ライブがあった。 近畿の山奥から、なんと私、宿を取ってまで、ひとりで馳せ参じたのでした!! というのも、1998年暮れにメジャーデビューを果たしていた、GF'sの青山陽一氏に夢中になっていたから。 青山氏がかつて所属していたバン… トラックバック:0 コメント:0 2012年11月08日 続きを読むread more
ミュージック・マガジン11月号 花の82年組ではなんといっても中森明菜推しだった私にとって、小泉今日子は「かわいいけど、歌が……」という感じだった。 でも、そのあり方、生き方、考え方には憧れる。 アイドルって思ってたよりつまらない→やめちゃおう→ただやめるのも何だから、何かすごいことをやってからやめよう→事務所に無断で髪を刈り上げる→… トラックバック:0 コメント:0 2012年10月22日 続きを読むread more
キリンジ・ヤス、脱退!! 兄弟ユニット・キリンジ、弟の堀込泰行が来春脱退 - BIGLOBEニュース はぁーーーーーーー……。 やはりガセではなかったのね。 10月1日頃、2chのキリンジスレッドに衝撃が走った。 キリンジの弟ことヤスが脱退すると、ファンクラブ会員のみに通知があったというのだ。 ついで、twitterでも大騒ぎになった。 … トラックバック:0 コメント:0 2012年10月18日 続きを読むread more
カーネーション「SWEET ROMANCE」 ♪もう会えない奴もいるし 会えるのに会えない奴もいる どうやっても動かなくなった船もある♪(「遠くへ」) そう、もう会えない人は仕方ないにしても、会えるのに会えない人というのが切ないんだよなあ。 私は今、ひょんなことから高校の同窓会の幹事の一人として活動している。 やはり最大の問題が人を集めること。 なんとか全同級生の半分に連… トラックバック:0 コメント:0 2012年09月29日 続きを読むread more
カーネーション「天国と地獄 20周年記念コレクターズ・エディション」 カーネーションの1992年リリースの名盤「天国と地獄」が、リリース20周年を記念して、DVD付きで再発されることになった。 私がこのアルバムを初めて聴いたのは1996年。 「It's a Beautiful Day」などのヒットでカーネーションを知り、「大所帯でグルーヴィーなロックをやるおしゃれなバンド」だと思い込んでいた私に、こ… トラックバック:0 コメント:0 2012年05月14日 続きを読むread more
ミュージックマガジン2月号 特集は「さよならムーンライダーズ」 宝塚歌劇の雑誌「歌劇」風にいえば「ムーンライダーズサヨナラ特集」とでもいうことになるのだろうか。 いまだに多くのファンが信じられずにいる、ムーンライダーズ無期限活動休止。 その謎を解き明かす特集……というわけではあまりなくて、昨年12月のライブの模様、そしてゆかりのアーティストやライターたちによる思い出話……というような内容に… トラックバック:0 コメント:0 2012年01月26日 続きを読むread more
「ムーンライダーズの30年」 というわけで、ムーンライダーズ突然ともいえる無期限活動休止宣言に驚いたり落ち込んだりしてるファンの皆様も多いことかと。 私はたかだか5~6年前からのファンなので、30年以上追いかけているファンの方々の足元にも及ばないわけだけれど、それでも特に70年代から80年代の作品を中心に現在進行形で愛聴中なので、やはりショックである。 … トラックバック:0 コメント:0 2011年12月07日 続きを読むread more
SONY ポータブルラジオレコーダー ICZ-R50 「本体に録画できるDVDプレーヤーやテレビがあるんだったら、本体に録音できるラジオがあったらいいのに…」という私の漠然とした願望をかなえてくれた機種がこれ。 新聞で見て以来、ずっと「いつかは入手したい」と思っていたところ、結婚10周年&私の誕生日祝いに夫が買ってくれました。 これ、何ができるか。 まず、ラジオ番組を予… トラックバック:0 コメント:0 2011年12月04日 続きを読むread more
青山陽一「Blues for Tomato」 なかなか入手できず右往左往した前作「DEADLINES」から5年。 やっと青山氏の新作がリリースされた。 この5年の間に私の身分も大学窓口のおねーさんから子持ち専業主婦へと変わったわけだけれど、だからといってぐーたら主婦してるわけではなく、何やかやと身体も心もバタバタ、ざわついた日々を送っているし、消耗することもある。 そ… トラックバック:0 コメント:0 2011年10月23日 続きを読むread more
PINKのベストアルバムがかっこよすぎる!! PINK、といっても、もはや伝説のバンドなので知らない人も多いかもしれない(最初に言っておきますが、洋楽のP!NKというアーティストがいるみたいですがそれとは異なりますのでご注意を。 こちらは80年代中期~後期に日本に存在したロックバンドです)。 私自身、小学生のころに「ミュージックトマトJAPAN」で「Don’t Stop Pa… トラックバック:0 コメント:2 2011年09月24日 続きを読むread more
ムーンライダーズ「青空百景」 ご覧になった方もいらっしゃるかもしれないが、先日のNHK「ブラタモリ」(タモリが東京都内をぶらぶら散策するだけの番組)で、羽田空港を特集していて、ムーンライダーズの超名曲「くれない埠頭」がかかった。 といっても5秒くらいだけだったけど ともあれ、ムーンライダーズの曲がメディアに流れるのは大変貴重なので、… トラックバック:0 コメント:0 2011年01月27日 続きを読むread more
NHKおかあさんといっしょ 最新ベスト「コロンパッ」 最近、わが家のドライブのBGMは常にこの一枚。 「子供ができたからって童謡やアニメソングを車ではかけまい」と思っていたはずの私が、あっけなく子供に迎合して、ずっとヘビーローテーションしている。 やっぱり、CDに合わせて子供が歌うのを聞くと楽しいし、成長したんだなあとも感じるから(親バカ全開か?)。 2009年11月「で… トラックバック:0 コメント:0 2011年01月25日 続きを読むread more
キリンジ「自棄っぱちオプティミスト」 「ダヴィンチ」誌に連載していたキリンジのコラムに加え、ロングインタビューや対談、用語集などてんこ盛りの単行本「自棄っぱちオプティミスト」が発売になった。 私はダヴィンチ誌連載中はこのコラムを読んでいなかったので、今回本になってほっとした口である。 前回の単行本「あの世で罰を受けるほど」に比べ、格段に「エッセイ」としての風格が増… トラックバック:0 コメント:0 2010年10月18日 続きを読むread more