宝塚歌劇団月組公演「舞音―MANON―」「GOLDEN JAZZ」

 12/6、ムラ公演を観てきました!
 フランス文学最高峰の一つとされる、アベ・プレヴォ「マノン」を下敷きに、舞台をフランス統治下のインドシナに移し、アジアンテイスト溢れたラブストーリーが展開された。
 ストーリーを簡単に。
シャルル・ド・デュラン(龍真咲)は、将来を嘱望されるフランス海軍士官。
 インドシナ駐在を命じられた彼は、駐屯地サイゴンで、富裕層の男たちを虜にする踊り子「マノン」と呼ばれる美少女(愛希れいか)と出会い、激しい恋に落ちる。
 婚約を目前に控えた総督令嬢のカロリーヌ(早乙女わかば)という存在がありながら、シャルルはマノンに溺れ、エリート士官の道を捨ててまでマノンとの暮らしを選び、金のために賭博にまで手を染める。 そんなシャルルにつけ込む、マノンの兄クオン(珠城りょう)。 シャルルを心配する親友クリストフ(凪七瑠海)。
 そんな中、二人は、インドシナ独立運動に巻き込まれ、マノンは小間使いのホマ(海乃美月)に裏切られてスパイの嫌疑をかけられ、投獄される。 流刑となる当日、マノンを救い出すためシャルルは船着き場へ向かうが……。

 月組を観るのは、霧矢大夢・蒼乃夕妃サヨナラ公演「エドワード8世」以来3年ぶり。
 その間に人事異動も相当あった月組、今はどんな感じなのかしらと楽しみにしていた。
 まさお(龍)は充実のトップぶり。 すごく歌える人なんだなと再認識した。
 歌のまさおに対し、ちゃぴ(愛希)はダンスの娘役トップさん。もちろん歌もお芝居も十分に見せた。
 宇月颯、憧花ゆりのといった中堅勢も目立つ役で、芝居をしっかり引き締めた。
 ラストにずっこけた「落陽のパレルモ」、サヨナラ公演だった舞風りらの扱いがひどすぎた「堕天使の涙」、なんだか終始暗くて重かった「THE LOST GLORY」と、植田景子先生にはどうも良いイメージがなかったんだけれど、今回は一番良かったかもしれない。 
 だけれど……。 唯一どうなのかなー、と思ってしまったのが、
 もう一人のシャルル・ド・デュラン(美弥るりか)。
 ダンスのみでシャルルの内面を表現、歌なし、台詞は最後にひとことだけ。
 みやるりちゃんは「やりがいがある」と健気に語っていたけれど(プログラム)、この役、はっきり言って無くてもよかったような……(みやるりは好演していたのでそこは誤解なきよう)。
 「あ、シャルルが踊ってる、やっぱかっこいいなあ……え? 後ろから本物のシャルルが……?」と、SS席でもないことにはまさおかみやるりか判別しにくい上に、正直、ストーリーにほとんど意味をもたらしていないのだ。
 これ、予備知識もなくプログラムも買ってないお客さんには、なんのこっちゃわからなかったのではないだろうか。
 みやるりのお芝居や歌も楽しみたかったファンはどう思ってるんだろう。
 素晴らしい作品ではあっただけに、うーんと思ってしまった。
 
 ショー「GOLDEN JAZZ」では、事前に公式サイトにて、観客参加企画として振付講座なんてのもあったけれど、やっぱりシャイな日本のお客様たち(私も含め)、踊っている人は皆無だった(タンバリン買って叩いている人はいたけれど)。
 でもそんなのなくても十分楽しめる、あっという間の楽しいジャズショーでした!
 圧巻は、月組で私の一押し、千海華蘭ちゃんのソロ歌で始まるアフリカンな場面。 
 可愛すぎて逆に大丈夫かなとかねてから気になっていたからんちゃんがこんなに堂々と歌えるなんて! 
 それにも感動したけれど、ちゃぴのダンスが!! すごい身体能力!
 ここ数年の傾向なのか、陽月華、蒼乃夕妃、蘭乃はなといった、男前に踊れる娘役トップさんが増えてきた気がするけれど、ひとつの到達点が彼女かなと感じた。
 もう一人月組で気になっている蒼瀬侑季ちゃんも、パレードでダブルトリオに入っていて、やっぱり綺麗だし、もっと活躍してほしいと思った。

 今回、ショーのオープニングで忘れられない素晴らしい出来事があったんですが、ファンの皆様にヤキモチ焼かれると大変なので控えさせていただきます。 うふふ

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