カーネーション初期の3作品が「EARLY YEARS BOX」として再発売!

1996年。 カーネーションにはまりまくった私は、過去の作品の大人買いを試みた。
 徳間ジャパン時代のアルバムのジャケ(特に「天国と地獄」)に引きまくりつつ、メトロトロン時代の作品にも手を伸ばし、とにかく毎日がカーネーション三昧だった。
 メトロトロン時代の3作品は、プラケースに入っているのでも紙のケースに入っているのでもなく、なんと紙の箱に入っていた。
 ふたをぱかっと開けるの。 こんなのありか?と思いつつ、使い勝手悪いなーと思いつつ、しかしその中身には、私がそれまで聴いたこともないようなとてつもないロックが詰め込まれていたのでした。
 そんなメトロトロン時代の3作品に、カーネーション黎明期の超貴重な音源を詰め込んだCD1枚をプラスした4枚組ボックスが、リマスタリングされて発売されている。
 音が、もう、超いいのだ!
 とくに「DUCK BOAT」。
 これってこういう曲だったんだ!と、脳内で再構築されるほど、音が良くなっている。
 コロムビア時代からカーネーションに入った私のようなリスナーにしてみれば、「ちょっと頭で考え過ぎだったんじゃないの?」と生意気にも思ってしまうような、いろんな音のアイディアを詰め込みまくった作品群。
 しかしその中にあって直枝氏のヴォーカルの魅力はこの頃から炸裂していて、当時20代にしてこの渋さって……と唖然としてしまう(まあ、鈴木博文氏の「シナ海」の衝撃には負けるかもだけど。21歳くらいであの渋さはないでしょ普通)。
 打って変わってすこーんと抜けた感のある「Young Wise Men」、またもやガチガチに詰め込みまくって混沌とした「GONG SHOW」も懐かしい。
 その昔、就職したばかりで毎日つらい労働に(週72時間くらい働いていた)死にそうになっていた私は、「ごきげんいかが工場長」に励まされながら頑張っていた。
 今はさしずめ、♪くよくよするなよ無職でも♪と歌われる「ウォーク・オン」がしみる。
 書店員やカフェ店員として働きながら、どこかサラリーマン(にならなかった自分も?)を斜めに見るような感じで曲を作っておられたという当時の直枝氏独特の、皮肉なサラリーマンソング(だけじゃないけどね)をたっぷり堪能できる。
 それにしても私って、「夜の煙突」の音源をいくつ持ってるんだろう。
 「GONG SHOW」に入っているヴァージョン、今回CD化されたナゴムのヴァージョン(これ、今の「夜の煙突」と全然違うのでぜひ聴いてみてほしい。♪ぼーくーは夜の煙突っ♪)森高千里のヴァージョン、もちろん20周年のヴァージョンも持ってるし、ライブ音源を加えたら10は持ってそうだ。
 生でも20回くらい聴いてるしなあ。
 それでもなぜか全然飽きない。 何度聴いてもテンションあがる。 そんな曲は生涯にこの曲しかない(今までもこれからも)ような気がする。


アーリー・イヤーズ・ボックス
Pヴァイン・レコード
2013-04-17
カーネーション

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