「子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わるほめ方・叱り方」
この本の裏表紙には「私だってほめて育てたいけど、うちの子全然ほめられるようなことしないんですよ」と嘆くママのイラストがある。
この言葉、子育て中のママ、パパのほとんどが共感できるのではないか。
私だってそうだ。 かわいくて、かしこくて、丈夫で、本当にそれ以上望むところはないはずの我が子なのに、「あなたのお子さんの良いところは?」と聞かれるとはたと止まってしまう。 逆に、ダメなところはと聞かれるといっぱい出てきてしまうのだ。 いまだにおむつが取れない、走り回ってお話を聞けない、豆腐とキノコを食べない、夜にすんなり寝てくれない、いたずらばっかりする、料理のじゃまをする、朝に「シャキーン!」と「大科学実験」を見ないと気が済まない……枚挙にいとまがない。
本書は子育てに何よりも大切なことは「ほめる」こと、それもただ学力や運動能力などをほめるのではなく、がんばっているその事実を子どもといっしょに喜び、そのうれしい気持ちを子供に伝えることだと説いている。
また、できないことやマイナスの感情(ぐずる、すねる、泣くなど)もありのまま受け入れること。 そうすることによって子どもは生きていく上で最も大切な「自己肯定感」を養うことができるのだという。
自己肯定感とは、自分はここにいていいんだ、自分は自分でいいんだ、どんなダメな自分でも受け入れてもらえるんだという気持ち。 これがしっかりある子どもは、失敗したりいじめられたりしても自暴自棄にならず、「こんなことくらいで自分の価値は減らないぞ」と何度でも立ち上がることができるのである。
私自身、ほめられるより怒られたり否定されたりすることの方が多い子ども時代を送ったので(私だけではなく、日本人は大半がそうではないだろうか?)少しの失敗で深く深く凹んでしまい、新たな挑戦になかなか踏み出せない。 ついついリスクが少なそうな方をとってしまう。
自己肯定感をしっかり育んでもらうような育ち方をしていれば、もっと違う人生になったかもしれない。
まずは自分の子どもにしっかり自己肯定感を持たせてやりたい。 本書はその一助となると思う。
ちなみに私のように「自己肯定感が大事といわれても、親である私自身が自己肯定感が低いんです。いったいどうしたらいいんでしょうか?」という疑問を持つ人も多いと思う。 その答えは続編である「大好き!が伝わるほめ方・叱り方2」に書かれているのでそちらも一読されたい(私はちょっと納得いかない回答だったけど)。
この言葉、子育て中のママ、パパのほとんどが共感できるのではないか。
私だってそうだ。 かわいくて、かしこくて、丈夫で、本当にそれ以上望むところはないはずの我が子なのに、「あなたのお子さんの良いところは?」と聞かれるとはたと止まってしまう。 逆に、ダメなところはと聞かれるといっぱい出てきてしまうのだ。 いまだにおむつが取れない、走り回ってお話を聞けない、豆腐とキノコを食べない、夜にすんなり寝てくれない、いたずらばっかりする、料理のじゃまをする、朝に「シャキーン!」と「大科学実験」を見ないと気が済まない……枚挙にいとまがない。
本書は子育てに何よりも大切なことは「ほめる」こと、それもただ学力や運動能力などをほめるのではなく、がんばっているその事実を子どもといっしょに喜び、そのうれしい気持ちを子供に伝えることだと説いている。
また、できないことやマイナスの感情(ぐずる、すねる、泣くなど)もありのまま受け入れること。 そうすることによって子どもは生きていく上で最も大切な「自己肯定感」を養うことができるのだという。
自己肯定感とは、自分はここにいていいんだ、自分は自分でいいんだ、どんなダメな自分でも受け入れてもらえるんだという気持ち。 これがしっかりある子どもは、失敗したりいじめられたりしても自暴自棄にならず、「こんなことくらいで自分の価値は減らないぞ」と何度でも立ち上がることができるのである。
私自身、ほめられるより怒られたり否定されたりすることの方が多い子ども時代を送ったので(私だけではなく、日本人は大半がそうではないだろうか?)少しの失敗で深く深く凹んでしまい、新たな挑戦になかなか踏み出せない。 ついついリスクが少なそうな方をとってしまう。
自己肯定感をしっかり育んでもらうような育ち方をしていれば、もっと違う人生になったかもしれない。
まずは自分の子どもにしっかり自己肯定感を持たせてやりたい。 本書はその一助となると思う。
ちなみに私のように「自己肯定感が大事といわれても、親である私自身が自己肯定感が低いんです。いったいどうしたらいいんでしょうか?」という疑問を持つ人も多いと思う。 その答えは続編である「大好き!が伝わるほめ方・叱り方2」に書かれているのでそちらも一読されたい(私はちょっと納得いかない回答だったけど)。