金子由紀子監修「シンプル生活手帳 2011」

 現在私が愛用している手帳がこちら。
 「来年の手帳何にしようかな~」と考えながら書店を歩いていて、目に留まったのを、一週間くらい悩んだ末に「1,500円はちょいと高いけど、買っちゃえ!」と勢いで買ったのである。
 
 とにかく、書くところがオニのように多い手帳である。
 年間、マンスリー、ウィークリー(今日すべきこと、今週すべきことを含む)、人生においてやりたいこと、今年やりたいこと、今年やりたいことを具体的にいつどうやってやるか、今年改めたいこと、買いたいもの、会いたい人、行きたい場所、捨てたい物(いつ、どうやって捨てる?)、修繕したい物、家の中で片づけたい場所、持っている洋服のリスト、持っている食器のリスト、その他持っている物のリスト、お気に入りのスポット、アドレス帳、TO DOリストなど何にでも使える付箋のフォーム、今月すべきこと……………
 その他随所に、ライターである金子由紀子さんのコラムがついている。
 強烈な手帳である。 こんなの見たことない。
 書くこと、自分を見つめることがマニア的に好きな人にはたまらない手帳かもしれないが、そうでもなくて、ただ備忘録的に使いたいだけの人には、別の意味で「たまらん」手帳かもである。
 私は自分では書くことが好きだと長年思ってきたけれど、最近加齢のせい(にしたくないけど)か、書くこと(ブログも含む)がおっくうになってきていて、この手帳も特にウィークリー欄は空欄になりがちである。
 そんな、今週中にすべきことなんて、毎週そんなにないしなあ…。
 仕事に家事に大忙しでスケジュールがいっぱいの人ならともかく、私みたいに2歳児のお守りをしているだけの、友人もそんなに居ない専業主婦はなあ…。

 それでも、やはり巻末の膨大なリストを少しずつ埋めていくことで、自分の方向性を見直すことができるという利点はある。
 持っている服リストなんて、自分では服が少ない方だと思っていたのに、「こんなに服があったっけ。しかも同じような…」と再発見。 同じような服で傷んでいる方の服は潔く廃棄することに決定した。
 
 3月10日までは、こんな感じでルンルンと記述していた。
 そう。3月10日までは。
 2011年が、こんなに楽しい手帳とともに過ごすはずの2011年が、こんな重く悲しい年になってしまうとは…。

 いや。 だからこそこの手帳なのである。
 「今年改めたいこと」の欄に「節電、節水、節ガス、節ペーパー」「ひとつあればいいものは、ふたつ以上持たない」と書きこんでいる私。
 3月11日を境に、日本は別の国になってしまった。 これからは、なくても代用できるものは持たない、同じような物を3つも4つも持たない、必要な時にしかネットはしない、などが国民に浸透していくことだろう。
 この手帳とともに、要らない物を持ちすぎていないか、何かで代用できる物はないか、そういったことを考え続けながら、残りの2011年を過ごして行きたいと思っている。

 金子由紀子さんのブログはこちら↓。今の日本を生き抜くヒントが見つかるでしょう。
 http://blog.goo.ne.jp/midorinoyuki


シンプル生活手帳2011
河出書房新社
金子 由紀子

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