宝塚歌劇団星組公演「霧深きエルベのほとり」「Estrellas 星たち」

 1月13日、観てきました!
 何度も再演されている名作ですが、改めてあらすじを。
 ビア祭りの日に、ハンブルグの酒場で出会った、船乗りのカール(紅ゆずる)と、良家の令嬢マルギット(綺咲愛里)。
 お互いの優しさに触れてたちまち恋に落ち、結婚を誓い合うが、マルギットの父(一樹千尋)、妹・シュザンヌ(有沙瞳)、婚約者・フロリアン(礼真琴)に連れ戻されそうになる。
 マルギットが抵抗し、仕方なく父はカールを婿養子に迎えることを承諾するが、身分の違いは愛し合う二人の溝を深めていく。
 マルギットを心から愛するがゆえに、カールは身を引く決意をする……
 
 紅がトップになってから初めて見る星組さん。
 紅はやはりコメディのセンスは抜群。 彼女がしゃべると面白くなさそうなセリフも面白く聞こえる。
 あーちゃん(綺咲)はとにかくかわいい。 地声が低いのか娘役声を無理に作っているように聞こえるのがちょっとなあと感じるが。 また、ピアノを弾くシーンでは熱演を展開した。
 やはり菊田一夫氏の作品とあって、台詞の美しさや、屋敷での緊迫したシーンは見応えがあった。

 ちなみに私、今回、宝塚ファン人生初、劇場に観に行く前にテレビで見てしまうという状況になりました。 そう、お正月にBSで「Estrellas」を観ちゃったのです。 我慢できずに。
 テレビではどうしても正面からしか写さないので、セットの転換が少ない本作はなんだかつまらない作品のように思えてしまったのだが、劇場では3階まで届こうかというほど天井いっぱいに宇宙が映し出され、グリーンのライトも舞台上から会場隅々までビュンビュン飛びまくり、舞台を立体的に使っているのが感じられ、ほっとした。
 照明や衣装は素晴らしかったのだが……。
 あちこちのブログなどで言われていることだが、礼真琴以外にこれといったショースターがいないのでしょうか、今の星組?? 
 もうちょっと男役娘役ともにバリバリ活躍できるスターが出てきてほしいなあと。