GRANDFATHERS「GRANDFATHERS」

 1999年5月のゴールデンウィーク明け、渋谷クラブクアトロにて、GRANDFATHERSの再結成ライブがあった。
 近畿の山奥から、なんと私、宿を取ってまで、ひとりで馳せ参じたのでした!!
 というのも、1998年暮れにメジャーデビューを果たしていた、GF'sの青山陽一氏に夢中になっていたから。
 青山氏がかつて所属していたバンド、その再結成ライブ、これは行かなきゃダメでしょ! と、新幹線で東京まで駆けつけましたよ。 私も若かったなあ。
 ギターの西村哲也氏を見るのはその時が初めてだったんだけれど、歌声もキュート(失礼)で、なんだか独特のほんわかした雰囲気がある人だなあと思った。 ゆるずさん(ベースの大田譲氏)に関してはカーネーションでおなじみだったので、いつもながら安定感があるなあと。 アンコールでは濱田理恵さんetc.も登場して、全員で名曲「ROUGH MIXのテーマ」をやってくれたっけなあ……、と、思い出を語ればきりがないところに、なんと、実に21年ぶりのGRANDFATHERSニューアルバム、その名も「GRANDFATHERS」リリースとな!
 21年の間に日本の音楽もずいぶん変わったのかもなあ、というのが、今回の新譜を一聴しての率直な感想。
 どういうことなのかというと、なんだか、街やテレビで流れるJ-POPが、必要以上にプラスティックで無機質なものに聞こえるのだ、このアルバムを耳にしてしまうと。
 それくらい、ざくざくした、手作り感が感じられる、それでいてクールな風通しのよさも感じる、そんなバンドサウンドなのだ。
 晩秋に苦めのコーヒーを入れて聴くのにぴったりな日本のバンドサウンドなんてそうそうあるものではない。
 青山氏の作品は、このところのソロでもおなじみの「どこの国のどんな人のお話なんだか…?」と感じさせる少し不思議な世界。 
 もちろんGRANDFATHERSのアルバムであって青山氏のソロではないわけなので、今作では西村氏の作品も収録されているし、西村氏とゆるず氏が2曲ずつヴォーカルを取っていて、いい具合のスパイスになっている。 ゆるずさんはカーネーションの新作でも1曲歌っているが、直枝氏とも青山氏ともまたひと味違う、主張しすぎないのに存在感と安定感があるヴォーカルがいいですねー。
 全体にミディアム系が多い気がする中で、ラスト「Help my Soul」のかっこよさにはぶっ飛び。 なんで前作「BBB」などに収録されなかったんだろうと思える、GRANDFATHERS節全開のスリリングなロックナンバー。 ライブではさぞかし盛り上がったんだろうなあ。
 ライブといえば、行きたい気持ちはやまやまなんだけれど、ここ数ヶ月猛烈になんやかんやで忙しくて、その上関西は京都……。 神戸にも来てほしいなあ。 京都は悪いけどちょっと遠いよー。 行かれる方は絶対楽しめると思う。 保証します。


グランドファーザーズ
Pヴァイン・レコード
2012-10-17
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