宝塚歌劇団星組公演『愛と青春の旅だち』

 3年ぶりに宝塚に行ってきました!
 日本物レビュー「宝塚花の踊り絵巻」、そしてミュージカル『愛と青春の旅だち』。
 レビューの方は、「眠くなる」なんていう感想がネットで聞かれたので心配だったんだけれど、なんのなんの。 きれいで楽しめましたよ。
 確かに洋物のショーに比べて地味なのは否めないし、バレエが得意なちえちゃん(柚希礼音)と大柄な夢咲ねねちゃんというトップコンビなのでやっぱり洋物で踊りまくるショーが見たかったという気持ちはあるけど、こういう日本の侘び寂を感じさせるショーも時々は(いつもだったら困るけど?)あってもいいと思えた。

 そして『愛と青春の旅だち』。
 映画であまりにも有名なあの作品を宝塚でミュージカル化である。
 ストーリーを簡単に。
 *母を自殺で亡くし、孤独な少年時代を送ったザック(柚希)は、士官学校に入るが、そこは鬼のフォーリー軍曹(凰稀かなめ)によるあまりにも厳しすぎる訓練が行われる場であった。反抗的だったザックだが、訓練では優秀な成績を収め、仲間とも打ち解けていく。そんな中、町工場で働くポーラ(夢咲)と出会って恋に落ちる。しかし愛を知らずに育ったザックは、ポーラの愛を素直に受け入れることがなかなかできない。二人の恋の行方は、そしてザックは鬼軍曹のしごきに耐えられるのか……*

 「エル・アルコン」以来のちえちゃんだが(つまりトップになってからは初)、もう、申し分のないトップぶりである。 大きさ、歌唱、ダンス、オーラ、もう何もかも。 若くてもここまですごいと、やっぱりトップにふさわしい感じがするよなあ。
 ねねちゃんもしっかり見るのは初めてだったんだけれど、大きい! ここまで大柄な娘役トップさんを見るのは初めてだ。 でもそれだけで華やかに見えるし、もちろん美しさもばっちり。 もっと歌が聴きたかったな。 それとビンタするシーンが4回もあったけど、なんとかならなかったのかな(これは脚本に対する文句)。
 今回、実質2番手クラスの役を与えられたのが、紅ゆずる。 この人もきちんと見るのは初めてだったんだけれど、宝塚男役らしいルックスと目を引く華があって、期待できる。 他にも星組男役さんはスターぞろい。 でも娘役ちゃんも負けていない! ねねちゃんと白華れみちゃんの女同士の友情。 宝塚娘役としてはちょっと嫌な役どころを嫌味にならずに熱演したれみちゃんには感服。 音花ゆりちゃんも見せ場が多かった。 音波みのりちゃんもたった一人の女性候補生役で目立ってた。 娘役としては珍しい目立ち方で、新鮮だった。
 私の嫌いな(ってはっきり言い切る)『青い鳥を探して』の演出家が演出を担当していたので、また下世話な感じのセリフが出てくるのかなと心配だったんだけれど、やっぱり出てきてました(涙)。 銀橋で、今をときめく男役スターさんに「でも……遅れてるんだろ?」なんて言わせるなっ!! でもまあ、場面場面の見せ方がわかりやすく、ミュージカルとして楽しめたので、今回はよしとしよう(偉そう)。

 千秋楽はあさってですので(大劇場)、まだ未見の方は是非!

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