青山陽一「Bugcity」
青山陽一氏のメジャー第3作である。
かわいくて憂鬱なインスト「停電」で幕を開ける本作。
どちらかというと全体に緩めののりで、それでいて今までになくポップでカラフルな、メジャーデビュー後のひとつの区切り、到達点ともいえそうな作品。
珍しく社会現象に目を向けた歌詞(「Big Child」「Bright Lights Bugcity」など)が目立つのも特徴。 まあ、この人の場合よく読まないとわからないわけだが。
クールに街や社会を切り取って見せる一方で、時々「どうしたの?」と言いたくなるくらい熱く叫ぶことも(「三日月」)。
♪どこか遠くに君と逃げて♪なんて青山さんに歌われたらドキッとしてしまう。 まったく油断ならないのだ、この人は。
ラストはキリンジの堀込泰行との掛け合いが聴ける「4D Raven」。
サイダーとミルクティーの対決、あるいはクラッカーとキャラメルの対決とも言うべき、ある意味すさまじい声の競演である。 演奏のテンションも最高。
メジャー第1弾「So Far, So Close」が好きすぎて(300回くらいは聴いたと思う。私が所有しているすべてのCDの中でいまだにトップ再生回数だと思う)、インディーズ時代のアルバムも全部そろえて、そしてこの作品に改めて感嘆して、当時の私は本当に青山氏の音楽とともに日々を過ごしていたという感じだ。
「歌詞が難しそう…」「メロディーが難しそう…」みたいな偏見をお持ちの方がもしいたら、まずはこちらから聴いてみてほしい。 意外にも(?)素直に楽しめるはずだから。
かわいくて憂鬱なインスト「停電」で幕を開ける本作。
どちらかというと全体に緩めののりで、それでいて今までになくポップでカラフルな、メジャーデビュー後のひとつの区切り、到達点ともいえそうな作品。
珍しく社会現象に目を向けた歌詞(「Big Child」「Bright Lights Bugcity」など)が目立つのも特徴。 まあ、この人の場合よく読まないとわからないわけだが。
クールに街や社会を切り取って見せる一方で、時々「どうしたの?」と言いたくなるくらい熱く叫ぶことも(「三日月」)。
♪どこか遠くに君と逃げて♪なんて青山さんに歌われたらドキッとしてしまう。 まったく油断ならないのだ、この人は。
ラストはキリンジの堀込泰行との掛け合いが聴ける「4D Raven」。
サイダーとミルクティーの対決、あるいはクラッカーとキャラメルの対決とも言うべき、ある意味すさまじい声の競演である。 演奏のテンションも最高。
メジャー第1弾「So Far, So Close」が好きすぎて(300回くらいは聴いたと思う。私が所有しているすべてのCDの中でいまだにトップ再生回数だと思う)、インディーズ時代のアルバムも全部そろえて、そしてこの作品に改めて感嘆して、当時の私は本当に青山氏の音楽とともに日々を過ごしていたという感じだ。
「歌詞が難しそう…」「メロディーが難しそう…」みたいな偏見をお持ちの方がもしいたら、まずはこちらから聴いてみてほしい。 意外にも(?)素直に楽しめるはずだから。
Bugcity
徳間ジャパンコミュニケーションズ
2001-06-06
青山陽一
ユーザレビュー:
青山陽一はもっと売れ ...
キリンジとの類似点、 ...
ジャケットもサウンド ...

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徳間ジャパンコミュニケーションズ
2001-06-06
青山陽一
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