キリンジ「7」

 3枚目のアルバムが「3」で、7枚目のアルバムが「7」かいっ!
 まったくいつもながらひねりがないんだからこの人たちは…。
 なにはともあれ、待望の、本当に待望の、キリンジのアルバムである。
 なぜそんなに待ち望んでいたかというと、このところ毎月リリースしていた(リリースとも呼びたくないけど)シングルが、すべて配信オンリーだったからなのである。
 そのことについてはこの記事で思いっきり吠えさせてもらったので今さらどうこう言わない。
 とにかくよくぞCDで出してくれた、ありがとうという気持ちだけである。

 こちらにも書いているように、動画サイトでPVを見ることもできたわけだけれど、やっぱり私としては、CDというものをきちんと手に入れて、プレイヤーに入れて、歌詞カードを読みながら聴くというスタイルでないと、どうも「●●の新曲を聴いたぞ」という実感が持てないのである。
 古い奴だとお思いでしょうが。

 さて、その本当に待ちに待ったアルバムなんだけれど。
 ざっと一回通して聴いた感じでは、今までで最もポップで、最もわかりやすく、最もさらっと聴ける作品だなと。
 まあ、配信でリリースされたシングル曲が大半の「シングル・ベスト盤」といってもいいようなアルバムなので当然かもしれないけど。
 高樹氏のいつもの毒気も影をひそめ、「え、そこまでキャッチーでいいの?」と驚いてしまうような言葉づかいもみられる。
 泰行氏はといえば、相変わらずの超美声なんだけれど、今までの「こう見えても僕ってこんなに歌えるんですよ」「どうです、僕のハイトーンってきれいでしょ?」みたいな感じ(これ見よがしなのではなく、むしろ微笑ましいような感じ)はまったく感じられず、本当にまっとうに素直に「上手い人」として存在している。
 「中年男性的いやらしさが出てきた」なんてミュージックマガジン誌では書かれてたけど、本当に年相応の色気がますます増して、余裕みたいなものも出てきたかな。
 デビューの頃の、青くて棒読みで精いっぱい、だけど素晴らしくチャーミングだったヴォーカルを懐かしむ向きもあるだろうけど。
 そんなこんなでとても1ページでは書けそうにないので、次記事に続きたいと思います。
7-seven-(DVD付)
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