カーネーション「The Sounds of ROCK LOVE」

 一か月以上前にリリースされた作品だが、発売日に近所のタワーレコードになくて(カーネーションの新譜を置かないタワレコをタワレコと呼べるのだろうか?)その他諸々の理由から、つい最近タワレコ神戸店でやっと入手したのである。 

 ライブアルバムまでもを買いたいと思えるアーティストは、私の場合少ない。
 スタジオレコーディングとほぼ遜色ないヴォーカルや演奏が聴けて、なおかつライブならではの、何かしら訴えかけてくるものがないと、どんなに好きなアーティストでも買う気にならないのである。

 カーネーションはまさにその数少ないロックバンドの一つ。
 「WACKY PACKAGES」「5 Oh! 5」そしてライブDVDも含めて、ハズレだったものがひとつもない。

 今作は昨年の今頃、渋谷AXで行われたライブをパッケージングしたもの。
 このところのカーネーションは、メンバー3人プラスギターやキーボードなどをサポートに迎えていることが多いようだが、今作ではTHE THRILLのホーン隊、女性コーラス2名など、総勢11名の大所帯で華やかに展開しているのだ。

 もちろん3人きりのライブも見たことがあるし、力強いものだったと記憶しているけれども、もともとものすごく(ロックバンドの域を超えて)華があるカーネーションの楽曲。
 これくらいの大所帯でやるとやっぱりいいですね。
 「スペードのエース」のような最近の曲も「My Little World」のような懐かしい曲も。
 ゴリゴリと男っぽいだけじゃなく、なんともいえない華や色気があるのがカーネーション曲の特異な点。
 女性コーラスがこんなにはまってしまうのも珍しいでしょう。

 3人組になってからのファンも増えているわけだけど、やはりファン歴10年余の中堅ファン(?)の私にとってたまらないのが「地球はまわる」などの10年以上昔の曲をやってくれたこと! 
 ライブで聴いたことなかったけど、思った通りライブ映えする曲だわ。
 リズムが弾む弾む。
 そんでもって「未確認の愛情」! 
 今回は女性コーラスが歌ったパートを、5人組だった頃は棚谷氏が歌ってたっけ(涙)。
 そしてもちろんダメ押しのように「夜の煙突」! 
 音源化された「煙突」はすべて持ってるんじゃないか(森高千里も含めて)と思われる私だけど、どのヴァージョンも何回聴いてもやられる!

 改めて痛感したのが「洒落ているのに男っぽい」「ゴツゴツしているようですこぶるポップ」なカーネーションの楽曲の魅力(どちらか一方だけだったら私はここまで彼らにのめりこまなかっただろう)と、やはり何といっても直枝氏のヴォーカルの魅力ですね 
 ハイトーンヴォイスを好物とする私にとって、直枝さんの低くてしゃがれててどこかくたびれてて、それでいて力強くて味わい深いヴォーカルは、例外中の例外。
 ロックヴォーカルのかっこ良さはもちろんたっぷりありつつ、なんというか、まっすぐで誠実なヴォーカルなのだ。お人柄がそのまま表れてるのだ。
 改めて、直枝さんは私にとっていちばん必要なロックヴォーカリストだ、カーネーションはいちばん愛すべきロックバンドだと惚れ直したものである。

 あーあ、ライブ行きたいなあ…。
The Sounds of ROCK LOVE
The Sounds of ROCK LOVE

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